子供の歯科矯正の難しさについて

子供の歯科矯正の難しさについては、いくつかの点があるように感じる。まず時期的な問題としては、完全に歯が生えきっていなかったり、あごの骨格がまだ出来上がっていなかったりすると、長期の治療の途中でその成長を確認して、予定を組んでいかないといけないということがある。また、日常生活において、歯科矯正の器具を常時使用することになるので、ある程度痛みや不快感も伴うことがある。それに我慢できる年齢かどうかという問題がある。 そして、かなり長期間に亘って、定期的に通院をしなければならないので、学校を休んだり、遅刻や早退をしたりということが頻繁におきてくる。自宅からそれなりに近い場所に、良い歯科矯正の医院があれば良いが、必ずしも近くにあるとは限らないので、遠い歯科医院に通う場合は特にたいへんである。歯というデリケートな部分の治療になるため、やはり口コミとかで良い評判の歯科医院を探すことになるが、そうすると場所が遠いということもあるだろう。 そして、矯正の治療に際しては、自宅での日常のケアというものが非常に大切になってくる。本来は毎日やらなければいけない器具を、面倒くさがってやらなかったりしていると、治療期間がいたずらに延びてしまい、治療効果もなかなか現れにくい。特に子供の場合、悪気はなくとも日常のケアを忘れてしまっているケースもあるので、習慣が身に着くまでは、親が気を配って声をかける必要がでてくる。長期戦なので根気が必要である。